gen taneichi
説明しすぎないという説明
20年位前、お笑い観てて思ったんですけど。
「コント〜 〇〇が△だったら〜」みたいなのあるじゃないですか。
あれ、いらないですよね。
たった一言のあれを言わないだけで、笑いが爆発するのに、どうしても観る人にわかってもらいたくて説明しすぎちゃう。
お笑いに関しては素人ですから、偉そうに言うつもりはありませんが、外側だからこそ見えてくることは多々あります。
僕ら音楽家も同じだなと実感。
少なくとも僕なんかは、
そもそも、人に認められたくて、わざわざ外側にアピってるわけですから、第三者の評価をとても重要視してしまいます。
が故に、ついつい「自分の凄さ」を認められたくて、それを音で説明しすぎてしまうのです。挙げ句の果てに、それが作品に影響されたりしたら、これは本末転倒で最悪です。
表現において
「私が、私の思うことを、私らしく発信する」
それ以外に表現において全く意味はないわけで、この理念の欠如が「自分を見失う」ということなのでしょう。
僕は「バランスをとろうとバランスを崩す」タイプの人間なので、この先の人生も「好き」だけを追求、意識して歩んで行こう...いや、上流に歯向かうでなく、流れにまかせて水面に浮かんで行こうと思うのであります。
あー 説明疲れた。
