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第4話「6月の約束」by 種市 弦


一ヶ月、一緒にお送りして来たゲストの睦ちゃんとは今日でお別れ。あらためて、この新しい僕の企画のトップバッターのゲストになっていただいたことに感謝しております。最後に睦ちゃんと合奏したのは、今回めでたく初の電波に乗ることのできた僕の未発表曲「6月の約束」。放送内でも話してますが、実際にこの曲を作ったのは10年以上も前。CDとか配信とかすることのないまま、公にしてなかった愛すべき分身だったわけですが、去年の「注文の多い音楽会(ライブ)」の6月開催のときに、急に発表してみようと思い立ち、それからというもの毎月のように歌って来た楽曲であります。

僕も睦ちゃんもいわゆる90年代シティポップ育ち?といっても過言ではないと思うのですが、この曲の中にはこの時代特有の軽さと切なさが散りばめられています。スピード感溢れるビートに4度、3度、2度、1度と下がって行くオーセンティックなポップスコード進行のみで形成されている構造も、あの時代のキュンキュンキラキラが止まら理由ではなかろうかと分析。

どんなんでもいいんですよ。とにかく音楽は氣持ち良くなるための最強ツールなわけで、時代や反響、固定概念などに振り回されず、その旋律に身を委ねた時に心地良き状態になれる音楽を聴きたいし、作って行きたいなと「当たり前の事だけどもの凄く大切なこと」を、どっしりと実感させてもらいました。