gen taneichi
第27話 「宙 sora」by 種市 弦
番組内でも話してる通り、僕はこの歌で自分よりも高次の域の象徴として「宙」と表現しました。結局自分より高いとこ、もしくは深いとこにそれが存在してて、しかもそれは自分の中にあったり、自分だったりするわけですね。僕は特定の宗教に身をおいてませんが、やはり子供の頃からなにか困った事があると「カミサマー」とお願いしたり、初詣では神社に行って本氣で手を合わせたり、身勝手なのは分かりますがそうしたもんです。その程度..ではありますが、確実に当たり前のようにやってる習慣でもありました。 そもそも「願い」とは。 こうなりたいとか、こうしたいとか、今の自分にはないものや状態を欲することですよね。 ところが、意外とみんなこれ(どうなりたいか)を明確にしてないみたいですね。僕も御多分に漏れずあやふやなままこの歳までボンヤリ過ごしていましたが、ここ数年で完全にこっち側の人間になってしまったので、「自分の感情や趣向を明確にするのが趣味」と言っても過言ではないニュータイプに生まれ変わりました。
流れ星に願いを託すという行為の由来は、あの短い一瞬で即座に願いを伝えられる程「自分の願望が明確になっている」という証だという説もあります。願望だけじゃなく「あらゆる事を紐解いて明確にして行く事」がこれからの人生を楽に生きて行く大切な事なんじゃないかなと、日々実験して楽しんでいる44歳男性に素敵な現実を