gen taneichi
第2話「♡の話」by 種市 弦
引き続き、ゲストの睦ちゃんと一緒にお送りした昨日の「注文の多い音楽会TV」。 第二話は、僕の楽曲「♡の話し」をお送りしました。 2011年に作ったラブソングで、読みは「ハートノハナシ」。 僕にとって変わる事のない永遠のテーマ。この先の人生においてもずっと歌っていきたい「僕の中の名曲」。 どんな人間関係にも言える事なんだけど、周りがなんと言おうが、歴史や常識が信念を欺いて来ようが「僕らの世界は僕らの世界」。 善いも悪いも存在しないんだから「未来は僕らが好きなように一緒に作って行こうよ」って思いを込めて作った歌。
番組内で、「僕達の仕事は選択の連続で、それが最も重要だ」みたいなことを偉そうに言ってますが、ルーレットアプリを超駆使するほど僕はこれが本当に苦手なんです。作詞作曲のみならず、居酒屋でオーダーするメニューや購入する洋服の選択、携帯電話のプランさえも、迷いに迷って正解がわからなくなってしまう始末。 逆に、迷わないで決められる時っていうのは、スパっと「降りて来てる」証で 「これだ!これじゃなきゃ死んだ方がマシだ!」っくらいの勢いなわけであります。
ところがここ数年、この「決断」ってのに もの凄く興味があって色々研究してたんですよ。 で分かったことは、良い決断ができる時って、もの凄くリラックスしてるというか、奇を衒ってないんですね。 「それがしたいからやる」「歌ってて氣持ちイイからこれにする」っていうマインド。あくまで「自然な流れ」が絶対的に大切なわけです。 僕達は、ほんのわずかな宇宙の一部で(まあ全体でもあるんだけど)それに抗うことのない状態でいられた時に、最高の表現ができるんだなってつくづくオサライできました。
こうして書いてるこの文章の「言葉選び」だって然り、魂のままに綴って表現できた時、文字通りソウルミュージックとなるのであります。 感無量。