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第14話「azalea」by 種市 弦



こちらまで優しさにつつまれてしまうシンガー、オオザカレンヂkeisukeさんとお送りした最後の曲は、僕の「azalea」でした。 もう「10年前のこと」になるなんて信じられないくらい月日は早く、良くないだろうと思いながらも未だ骨壺に入ったまま部屋にいてもらっているような状態で、彼女が去ってしまった時の哀しみは10年たった今も忘れることのない毎日です。とはいうものの、あの日の絶望感はいつのまにか「辛かったあの日の想い出」として俯瞰、認識できるようになり、10年後の命日である今年の9/4に納骨しようと考えています。 僕はとにかく人間より犬が好きです。まあ、色んな意見があると思いますが、皆好き勝手な事を言い合う世の中なので、誰に何と言われようと変わらない僕の意見を申し上げます。彼等を残して先に僕らが死ぬわけにはいかないわけで、「犬を飼う」というのは、ここまでの思いを体験するところまでだと思うんですね。放送でも言ってる通り、「azalea」とは僕の最愛の飼犬、音緒(ねお)の血統書名。つまりペットショップで購入して自らのそばに強制的に連れて来たということです。そして、彼女を愛するがあまりに、犬全体を愛するようになり、いつのまにか僕の喜びは「犬が幸せ」な事で、哀しみはその逆という観念になっていました。語り出すとキリがないんですが、殺処分ゼロは言うまでもなく、そのためにとにかく「むやみに増やさないこと」に賛同して生きています。

僕は、なんというかロマンティックな冬が好きだったのですが、近頃は歳のせいか元氣一杯の夏が大好きなんですね。だけどひとつだけ心配なことが。劣悪な環境で飼われてる外犬のコや必ずどこかにいるであろう車内に残されてるコたち。考えるだけで怒りに震えますが、飲酒運転の罰則と同じで社会の常識なんて変えようと思えば変わるはずです。本当に精神的に疲れますが、僕も日々色んな駐車場などで注意喚起して社会全体の意識を変えようと行動しています。是非犬好きな皆さんには、身勝手な飼い主には厳しく犬自身が幸せになれるように対応していっていただけたらと思います。