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  • 執筆者の写真gen taneichi

思い立ったらすぐやめる男

で、前回の話の続きなんですけど。

54日間、しっかり一日一作曲を実践しておりました。

やってみたら、これが本当に最高で「これこそ自分がやりたかった作曲人生だ」と思える感情に包まれておりました。


とにかく、やり出すと必ず1曲できるし、毎日やってるから、「こんな曲を創らなくちゃ」みたいな焦りやハードルが全くなく、流れに任せてその日の氣分を音にできるわけです。

全部で54曲できたのですが、途中でわかったのは、週におよそ2曲は名曲(当社比)が生まれ、2曲ほどは二度と聴く必要がないと思うような駄作がありました。これって凄いことで、週に3曲も自分で名曲だと思える作品の原石ができるなんて非商業作曲家としては最高な状態です。


で、二ヶ月弱やってみて、やはりブラッシュアップして発表する時間も大切だと氣付き、当初三ヶ月やり続けようと決めていたこの作業は一旦打ち切り、6月はブラッシュアップ&発表の月間にしようと決めました。


余談ですが、割と私は頭が硬いというか、一度決めたことは貫徹しようと頑張ってストレスを溜めてしまうところがあったのですが、近頃は「思い立ったらすぐやめる」というマインドセットをしておりまして、youtubeなどにおいても退屈を感じたらすぐに視聴中止できるようになっておりました。楽に生きられるようになったかな?


ということで、今後どういうスタンスで、自分のニーズに応えるための作品創りとその発表速度を考えていこうと思っております。トライアンドエラーでね。


やっぱり、「行動」って素晴らしいですね。






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